蘆屋・六麓荘~東灘御影まで
阪神間山手、高級住宅街で知られる西宮北口から苦楽園、芦屋・六麓荘、甲南山手を経て阪急御影までのコースを新旧のお屋敷を眺めつつ寺社仏閣を巡るコース設定です。
以前、六麓荘までのマップを作ったのですが中途半端だったので今回拡大して
再掲します。
今でこそ芦屋の特に六麓荘は田園調布と並ぶ高級住宅街で知られていますが、六麓荘開発はあくまで≪戦後≫であり、戦前まで住吉や御影など東灘区山手が阪神モダニズムの中心でした。
今回は後半で御影まで足を延ばしていますのでぜひ歩いてみてください(ちなみに不摂生の管理人は二日掛けていますが、健脚の方やランニングがてらであれば一日で十分舞われます)
西宮北口から六麓荘を目指す
阪急西宮北口駅スタート
駅で写真撮り忘れたので画像は無し
駅南口側は西宮ガーデンズや芸術文化センターなど商業施設やマンション群など変貌を遂げていて阪神間の中心地になっている一方、今回の北西出口は昔ながらの商店や住宅街がひしめき合っていて駅を挟んで南北差が激しい。
駅を出て西側に歩いていくと国道向かい側に中央運動公園。
そのさらに西側に廣田神社の参道があります。
廣田神社は住宅街にあるので敷地こそ広くはありませんが由緒ある旧官幣大社です。
また阪神タイガースの必勝祈願神社でもあります。
西宮神社も廣田神社の末社です。
廣田神社の裏山からニテコ池へ、このニテコ池周辺から苦楽園にかけても閑静なる高級住宅街です。
マップ上ではニテコ池から北上して夙川沿いまで歩きましたが交通量が多いので失敗でした。
簡明なのはニテコ池から西進して苦楽園周辺で夙川河川敷の遊歩道を北上するのが正解だと思います。
夙川を北上しつつ次の目的地である越木岩神社の名が付いている越木岩橋で左折、300mほど先の四つ角が越木岩参道で両脇に桜が植わっていますが残念な側まだ蕾でした。
ちょうど大阪場所の最中で二子山部屋が宿舎にしているようです。
こんなとこで稽古するんですね。
神社の社殿前の出口から西進して「健児の森」を越えて六麓荘に向かったのですがこの健児の森。Googlemapでは抜けられるはずなんですが出口がない。
突き当りが民家で潰れていて、回り込もうと思っても谷のような小川が邪魔をしていてちょっと無理そうです。
だいぶウロウロしたのですが道が見つからないので、引き返して北側の向陽学院のほうから回り込みました。
こちらの道は不整地ではなくアスファルトの石段になっています。
ここらへんは北を向くとことごとく六甲山の登り坂なので結構大変です。
折角、六麓荘の北側まで出たので苦楽園神社経由で六麓荘に向かいます。
かわいい小さな神社でした。
そのまま南下して三笑橋(隣が交番)で右折して六麓荘へ。
健児の森をすんなり抜けていればこの少し手前に出る予定だったので結構遠回りになった計算です。
距離が延びるのはいいのですが、兎に角急坂の連続で平地が無くかなり足に来ます。
苦楽園も高級住宅街ではあるのですが、やはり六麓荘に入ると雰囲気が変わります。
理由は大きく二点で、一つは民家もとい建売住宅が無い。
最低でも400㎡以上の敷地面積なので必然庭付豪邸になります。
もう一つは電柱が無い。
六麓荘はすべて埋設されていて街燈も統一されています。
また道幅も広く歩道がありません。
自動車(外車かセンチュリーorレクサス)がデフォです。
人の家をジロジロみるのは憚られますが、石垣のある邸宅やら白亜のお城やら彫刻のシンボルやら外観だけでも楽しいですね。
また、町内会館や日の出坂の入口には地区マップも掲載されているので、名字から「あそこは某製薬会社の社長さん邸宅」とか「こっちは某珈琲事業者のお屋敷」「あっちは某パチンコ経営者のお城」とか、なんとなく分かります。
(プライバシーなど考慮して文字は潰してあります)
そのまま南下して六麓荘を突っ切る日の出坂を下って芦屋方面に向かいます。
セントマリア病院前を通って芦屋神社へ。
芦屋神社周辺も結構な風致地区で旧藤井邸などお屋敷街となっています。
最後はヨドコウ迎賓館(見学要予約)経由で阪急芦屋までで前半終了です。
最初は一日で御影まで歩く予定でしたが、日ごろの運動不足がたたって道を間違えた(googlemapが悪い)こともあり2日に分けることにしました。
ということで今回は芦屋までです
次回はJR芦屋からスタートです(といっても阪急芦屋まで戻るので健脚の方はこのまま次のページにlets go)