「選挙はお祭り楽しんだもの勝ち」と誰かが言っていましたが、若いころは選挙結果を夜更かししてまでテレビに噛り付いていました、あれは何だったのか。
ところで、大阪8区は元自民党議員の銀座キャバクラ三兄弟が出馬辞退して、急遽よくわからん自民市議が立候補したりとドタバタ状態です。
一方、大阪5区で籠池奥方の演説を聞く機会がありましたが十三の交差点の真ん前で大音量で自作の歌を流していました。
「しょーこーしょーこーしょこしょこしょーこー」を思い出しましたね。
どうせならモリカケの発端となった瑞穂の國小学校や元自宅のある8区から出馬したほうが、自民のドタバタも手伝って当選しそうな気もするんですがね。
小選挙区の弊害
今回書きたいのはお隣の大阪9区について。
この区域は大阪府北西部(北摂)を横断しているちょっと特殊な選挙区で具体的には、池田市箕面市茨木市豊能町能勢町と大阪北部域では最大地域になります。
ここで近年激戦を繰り広げているのが、維新の足立 康史と自民の原田 憲治
足立氏はご存じの方も多いと思いますが維新のご意見番として与野党問わず国会で罵詈雑言を繰り返し、舌禍から党から処分を受けたりと話題性の人ですが発言内容は至極真っ当。
原田氏は地味な二世議員の代表格で要職経験もしていますが、正直居てもいなくてもどっちでもいい存在。
この足立氏と原田氏、選挙区でもライバルなのですが色々因縁もあります。
例えばサウナ市町として日本全国に知れ渡った冨田裕樹前池田市長。
百条委員会後も粘り続けた末に結局辞任。
厚顔なのか何なのか再選挙で再び立候補も当然落選(ちなみに当選した新市長は維新の新人市議、維新強し)
でこの冨田裕樹前市長、足立康史氏の元第一政策秘書なんです。
そして冨田氏が当時の市長選に急遽立候補した理由が、前々池田市長の突然の辞任による原田こうじ府議への事実上の市長禅譲に対するもの。
この原田こうじ氏は名前からもわかるように原田憲治氏の次男、三世議員ですわな。
「禅定は許されない」と維新が動いたのですが、あまりに突然の退任だったので維新しか動きについていけず事実上の一騎打ち。
結果的に維新は勝ったものの、冨田サウナで後はグダグダ・・・
というように、大阪9区は自民と維新で凄まじい選挙戦が行われているわけですが、今回書きたいのはそういうことではなくて小選挙区割について。