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六甲山(裏六甲)から百丈岩と鎌倉渓制覇・前編

投稿日:2021-12-31 更新日:

マップはこちら

年末恒例の長距離トレイル。

去年は結構な雪でしたが今年も寒波到来ということで、もしかしたら六甲山の氷瀑が見られるかもと思い裏六甲に初めて行ってみることにしました。

ただ普通では面白くないので、正規ルートではない六甲山最高峰から裏六甲への登山道を使って、さらに有馬ゴールでは距離的に短いので百丈岩と鎌倉渓まで行ってみようという行き当たりばったりコースとなりました。

前編では、阪急芦屋川から表裏六甲と有馬温泉までのレポになります。




阪急芦屋川から六甲山最高峰

6:30 阪急芦屋川駅

真っ暗です

2021 urarokko01

ここから六甲山最高峰まではルート整備されていて、またマップ系サイトも数多いので端折っていきます。

ロックガーデン入口から山頂まではトイレがありません。

2021 urarokko04

ロックガーデンの岩場で夜明けを迎えました。

2021 urarokko08

ここから先は・・・

・風吹岩を見ながら

・ケモノ柵をくぐり

・ゴルフ場を通り

・雨ヶ峠を越えて

・本庄橋跡の階段を上った先、間違いやすいのはここでしょうか。

地図地点4

最高峰へは手前の道標脇の沢を渡って左に折れていきます。

真っ直ぐ奥の道標を道なりに進むと林道からドライブウェイに出てしまいます。

2021 urarokko14

ここから最高峰まで一気に登ります。

途中、一見茶屋手前が迂回路になっていて余計に体力を消耗しました。

2021 urarokko17

一見茶屋から最高峰付近は雪が積もっています。

奥にあるのが新しいトイレ。

六甲山最高峰 8:43

2021 urarokko19

いよいよ裏六甲

今回はここからが本番です、が、早速道がわかりません(笑)

行ったり来たりしていると山頂から少し下りたところの右手道標の反対側にピンクの目印がありケモノ道のような登山道を見つけました。

地図地点7

2021 urarokko20

道標はあくまで山頂⇔有馬方面のもので裏六甲方面へのものではないので、ここからは完全自己責任です。

下りきるまでは人の行き来も皆無に近いでしょう。

なんとなく道はありますが藪漕ぎ状態のうえ、雪が積もっていて滑る滑る。

わざわざ古いカメラを引っ張り出してきたのに、あまりに滑るのでレンズが汚れてしまい以降の写真はピントがずれたり曇ったりとカメラの意味がない状態。

2021 urarokko23

薮漕ぎが終わると手書きの道標がある地点にでるので直進して白石谷へ

2021 urarokko24

急斜面を降りていくと第五砂防ダムがあるので左側から降りていくと沢に出ます。

2021 urarokko25

白石滝でしょうか、一部凍っています。

2021 urarokko30

基本的に目印やロープなどの踏み跡をよく確認して沢を下って行きます。

電波が入らない(GPSは利きます)のでルート確認できないのがキツイ。

下画像は恐らく白竜滝、ギリギリまで近づきます。

写真では分かりにくいですが落差10mほどありどう考えても下りられないので逡巡しつつ引き返すと戻ったすぐ左側斜面にロープがありました。

地図地点10付近

無理して滝壺から降りたら滑落して死んでましたね(笑)

2021 urarokko32

左側斜面のロープを伝って上から回り込みます。

2021 urarokko33

こんな感じで必ず迂回路や目印があるので突っ込み厳禁。

そのまま道なき山道を下ると第四砂防ダム

さらに下ると百間滝などの沢と合流する広がりのある河原に出ます。

地図地点11

あいかわらずネットがつながらないので正規ルートがわからず逡巡していると天の助けかハイカー発見(結局裏六甲で見たハイカーさんはこの方たちと有馬に抜ける道での二組の三組5人でした)

2021 urarokko45

サークルの下見に来たみたいで正規ルート付近まで案内してもらいましたが、「百間滝も凍っていた」とのことで行ってみることに。

ただ沢沿いはドボンポイントがあるからとかなんとか独り言ちていたのが気になったんですよ。

ルート的には地図地点12から

第三砂防ダム地図13越えて

地図14付近の対岸に標識(文字は消失)が見えるところが、裏六甲から有馬に抜ける正規ルートです。

マップ再掲

そこから左手に戻るかたちで百間滝に向かいます。

分岐はありますが綺麗な道標も立っています。

百間滝 11:12

この時点で山頂から二時間半経過しています、距離的には僅かなんですが(汗

2021 urarokko49

岩肌に氷は残っていますが昼近いので流石に溶けてきていますね。

ここから急斜面をもとのルートで引き返すのも嫌なので沢沿いにハイカーさんと出会った河原地点まで下ることにしますが、独り言のようなドボンポイントが気になる・・・

途中までは順調だったんですがやはりありました。

2021 urarokko53

ロープは掛かっていますが足場の流木が水没しているので、片足ドボン不可避です。

前述のハイカーさんもドボンされたんだと思います。

あとはそのまま再度砂防ダムを越えて沢を下っていくと紅葉谷

2021 urarokko56

左側斜面が登山道っぽいですが、基本的に沢沿いのガレ場を歩いたほうが速いと思います。

地図地点17で分岐

舗装道路は通行止めになっているので右側の登山道から六甲山最後の登りです。

途中、一見茶屋から有馬方面への登山道と合流します。

地図地点19で有馬稲荷神社の敷地内を通ると有馬温泉市街地への近道になりますが、多少起伏があります。

2021 urarokko57

有馬稲荷神社 12:26

初見コースなので予定は立てていませんでしたが、有馬なら昼前でも十分だろうと考えていたので予想以上に時間が押してきました。

裏六甲を甘く見ていた自分が悪いんですが、それでもスリリングに楽しめたので良かったのですが、まだ本日のコースの半分なんですよね。

ということで、有馬温泉~鎌倉渓・百丈岩は後編で書きたいと思います。





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